引越しの見積もりをより良いものにするため、あるいは引越しをスムーズに終わらせるために、段取りの良い行動を心がけることが大切になってきます。
実際に現場に立って作業をする業者の人間からすれば、顧客がどの程度まで働くことができるかというのは非常に大きなポイントとなります。電話口などで優柔不断な言動をとってしまうと、段取りが悪そうなので当日もしんどい、だから見積もりを大目にしようという風になってしまいます。
ですから、業者に見積もりを依頼する前に最低でも引越し日ぐらいは決めておく方が印象は良くなると言えるでしょう。
そして、引越しの当日にどれぐらい作業を手伝うのか、ということに関しても事前にハッキリと決めておくと良いでしょう。
そしてそれを訪問での見積もりの段階で伝えておくことで、見積もりが有利に進むことがあります。特に業者にとってありがたい手伝いとしては、玄関の外までは荷物を自分で運ぶようにする、階段の上り下りをしなければならない箇所を率先して行う、台車などを準備して効率よく作業を手伝う、というやり方があります。
もちろん、これは体力に自信がある方のみに限った話で、手伝うことができないのであればそれはそれで問題ありません。
但し、中途半端に手伝おうとしてかえって作業の邪魔をしてしまうようなことだけは避けましょう。
いずれにせよ、自身の行動を明確に決めて、それをはっきりと伝えることで要領の良い人、一緒に作業のしやすい人だと思ってもらうことができます。