引越しの見積もりの基本は複数社の一括査定ですが、最終的に利用する引越し業者は1社に絞られます。そうなってくると、利用する業者以外は断らなければいけません。
しかし、その断り方にしても、正しい断り方をしないと面倒なことになる場合があります。ですので、見積もり後の断り方についても知っておくべきであると言えます。まずは、最低限の礼節を持って断ることがマナーです。
引越しの見積もりの営業の方は、基本的に無料で見積もりをしてくれて丁寧な応対をしてくれることと思います。ですので、もしも断る場合は、出来る限り速やかに連絡を入れるようにしましょう。
その際に、見積もりに関する謝礼を述べておくと良いでしょう。しかし問題はここからです。
見積もり後に断りの電話を入れるとき、他の業者の方が良い見積もりだったのでそちらにします、などと正直に言ってしまうことは絶対に止めておきましょう。
そうすると、どこの業者か、見積もりの額は、などと根掘り葉掘り聞かれ、さらに営業をかけられることになります。しかも、断られた顧客に対して再び営業をかける専門部署をもつ業者もあります。
ですから、断る際には引越し自体を取りやめることにした、引越しを延期することにした、という理由で断ると良いでしょう。
その他、無碍な断り方をしたせいで突然訪問されたという事例もありますので、断る際には波風を立てないように、それでいて付け入られる隙を与えないような断り文句を考えましょう。