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引っ越しの歴史

明治時代の引越し

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明治時代はかなり引越しも多かったようです。その理由は明治時代は家長制度が厳然と存在していましたので、長男以外の人は家から出て他の所で暮らすが普通でした。

農家の二男や三男は僅かばかりの土地をもらって分家させてもらうか、養子に出されました。養子に「出された」のです。そのころは家と家との結婚で、本人の意思などは無視でした。それに、逆らったところで暮らしてはいけませんから、養子となって家を出たのですが、引越しといっても荷物らしいものはほとんどなかったようです。養子にしても、分家ならなおさらのこと引越しといっても家の近くでした。

引越しに関しては明治時代にもアメリカに「移民」として引越ししていった人たちもいます。国内でも明治維新度北海道に「屯田兵」として内地から遠く北海道へ移住した人たちも引越しを経験しています。「屯田兵」江戸幕府がなくなり、武士といういわば「職業」の必要がなくなり、武士の失業対策だったのです。引越しの大変さもさることながら、慣れない極寒の土地で、慣れない農作業なのですから、どんなにか大変だったことでしょう。今の「夜逃げ」の人たち以上の過酷な生活を強いられたようです。

また、屯田兵ばかりでなく、明治24年頃からは日本の内地では食べられず、農業をするために北海道に入植した人たちもいますから、なんとも悲しい引越しだったのです。

このように、明治時代の引越しは、大変な運命を背負っての引越しが多く、現代の引越しセンターのCMの爽やかな引越し風景とはかけ離れています。現代では悲しい引越しばかりではありませんが、それでも今までお付き合いしていた人達との悲しい別れがありますし、新しい土地での不安もあります。なので、昔も今も引越しには悲喜こもごもの思いがあることでしょう。ただ、昔の引越しから比べたら本当に快適な引越しが出来るようになっているのが救いです。

 

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